日本の牡蠣養殖業は、
他の水産分野と同様に
海洋環境の変化、
収益率の低下、
従事者の減少や高齢化、
労働力確保の難化など、
多くの課題が指摘されています 。
厳しい環境のもと、
牡蠣にかかわる情報を収集し、
現状の課題を生産者や
関連事業者と共有すること、
および、
牡蠣の品質向上や消費量を高めるために
啓発や支援活動を実施することで、
産業全般の振興に貢献するために
我々は協議会を設立しました。
一般消費者に向けて、日本の牡蠣がいかに素晴らしい食材であるかを生産者から発信すること、牡蠣生産者同士のつながりを深めること、飲食店や仲買業者の方々などとのつながりや理解、協力を求めることを目指し、牡蠣‐1グランプリを開催しました。
豊洲市場を会場に、2024年2月23日と24日の2日に渡り開催。全国各地から多くの生産者に参加申し込みがあり、また、多くの企業様にご協賛いただき、実施できました。詳細は後日レポートさせていただきます。たちまちはリザルトのみ掲載させていただきます。
グランプリ ㈱播磨灘
準グランプリ 松下水産
準グランプリ ㈱竹内水産
準グランプリ 室津延縄同業会
グランプリ 岡山県漁業協同組合連合会
準グランプリ 津田宇水産㈱
準グランプリ 木村海産
準グランプリ 清水水産
2023年2月25日 全国から10社が集まり、第0回 牡蠣‐1グランプリを広島魚市場㈱で開催しました。広島魚市場㈱をはじめ、広島の有名レストランのシェフやオイスターバーの料理長に協力いただきました。この開催が、協議会設立のスタートになっています。
2023年2月25日 第0回 牡蠣‐1グランプリを広島魚市場㈱で開催しました。この開催を通じ、日本全国各地の生産者が、将来の牡蠣産業の将来について様々な意見をやり取りすることで、協議会設立に至りました。今後、牡蠣産業振興のイベントの企画、牡蠣に関する食文化の創造に関する事業、牡蠣の養殖や流通に関する情報の収集及び提供、牡蠣の普及啓発、関係団体等との交流、調査研究の6つの事業を中心に活動してまいります。
日本国内の牡蠣業界には様々な課題があります。
しかし、私たち生産者は、多くの仲間とならこの状況を打破する一歩を踏み出せるのではないかと考えております。
協議会は、全国の生産者とともに現状の課題を共有し、考え、行動するための組織として運営していきたいと考え設立いたしました。この活動には流通を担っていただいている方々、加工を担っていただいている方々、販売を担っていただいている方々、そして消費者の皆さま、全ての関係者の方々とともに、新たな「日本の牡蠣産業」の創造に貢献していきたいと考えております。
代表理事 門林 一人
一般社団法人 全国牡蠣協議会
〒737-2124
広島県江田島市江田島町宮ノ原
2丁目31-23
E-mail: kaki@j-ofa.com